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2014年8月20日
整骨院の介護事業参入
私は、パソコンで仕事をすることが多いので、肩や腰が痛くなるんですよね。
このブログを書いているのもそうですが・・・。
たまに、「ぎっくり腰」になって整骨院に通うこともあります。
そのため整骨院の人たちにはいつも大変お世話になっています。ありがとうございます。
とそこで、整骨院のお話です。
整骨院には柔道整復師という国家資格を持った人たちがいます。
その柔道整復師の人たちは、介護保険法上の機能訓練指導員になることができます。
機能訓練指導員は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員(看護師、准看護師)、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師のいずれかの資格を有しており、通所介護利用者に対して、適切な機能訓練を行うことができる者とされています。
通所介護(デイサービス)で10人以下の場合の人員基準は、管理者、生活相談員、機能訓練指導員、介護職員、看護職員となります。基準上の本当の最低基準としは、3人でできる場合があります。そのときにネックとなるのが機能訓練指導員ですが、国家資格でもわりと難しい資格の人たちばかりで、そこで柔道整復師を持っているとそれで機能訓練指導員なることができます。介護事業とわりとなじみやすい資格なんですよね。
それに、 介護支援専門員(ケアマネージャー)として登録されるために必要なハードルの1つ「介護支援専門員実務研修受講試験」の受験資格としての法定資格をして認められています。
整骨院と介護事業は、親和性が高いので、私が、「福祉・介護専門の経営コンサルタント」というと、大体、整骨院の先生達は「介護事業ってどうなんですかね?」と言う話になります。
もちろん、私の知り合いで、もう10年近く整骨院から通所介護(デイサービス)にシフトしてがんばっている人もいるのでいいと思います。可能性は非常に高いです。
「「整骨院・整体・カイロプラティックなど」は、私の中で、収益性の高い事業と思っています(といってもお客さん次第ですが、あと、保険診療外が多い場合など)。
ただし、経営を安定させるには、介護事業もしたら良いかも」と答えています。
介護報酬は、公定価格なので規模や条件によって収入の上限が決まってしまいます。
ところが、月曜日には、何人来るか(誰さんと誰さんでとか)はわかります。そのため、収入としては、予想がつきます。安定させられます。
そのため経営と言う面では、非常にいいと思います。
そこで、整骨院をしながら、通所介護(デイサービス)もおこなうと収益性も安定性も得られると思います。
また、整骨院系の通所介護(デイサービス)は、機能回復訓練やマッサージ(と書くとクレームが来そうですが・・・。)が充実していて割りと人気があったりします。
近頃、段々と整骨院とか多く見るようになってきましたが、競争が激しくなっているでしょうね。
それに、通所介護(デイサービス)も競争が激しくなるでしょうから介護事業をはじめるのでしたら早めに取り組まれるといいと思います。