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2015年6月17日
補助金・助成金のコツ(福祉系)②(各論編)
すみません。
お待たせしました。
待っていませんか?
そうですね。
さっさとはじめます・・・。
各論です。
(1)補助・助成要件を満たすこと
①対象者の要件があります。法人格が必要か、任意団体でよいか、法人格でも非営利・営利に分かれたりします。
そのため、きちんと対象者か調べましょう。
②対象事業の要件があります。高齢者なのか、障害者なのか、障がい児なのかの区分けがあります。また、ハード事業(建築・備品)なのか、ソフト事業(セミナー・スポーツ大会等の開催など)なのかの区分があります。
③金額・率があります。大体、上限金額があったり、上限の補助・助成率が決まっていることがあります。自己負担がまったく無い場合があることもありますが、ほとんどは、自己負担が必要です。
④申請期限があります。これ、当たり前ですね。きちんと申請期限内に出しましょうね。
(2)書類上の要件を満たしていること
これは、募集要項などでそろえてくださいとの添付資料や申請書の書き方もきちんとしていないところには採択されません。
なぜならば、貴重な財源を下にしているので、大切ですよね。
書類がきちんとしていない雑な団体・法人は、せっかく助成しても大切に使ってもらえるのかと不安になると思います。
そのため、最低基準だと思うんですけど、記載するべき項目は、きちんと埋める。添付資料はきちんとそろえる。ことが必要だと思います。
(3)目的を調べる
先ほども書いたようにその補助金・助成金を出したいテーマや性格、方向性などがあります。
そのため、それを確認するためにも目的を調べてみましょう。
これば、募集要項などでも最初の方に書いてあると思いますが、どのようなものに補助したいか、助成したいか。が見えてくると思います。
(4)審査基準を調べる
補助金・助成金のテーマや性格、方向性などにそっての審査基準があると思います。
審査員が決めていくにしても何かの基準が必要ですよね。
そこで、募集要項などの後半の方に書いてあると思いますが、審査基準を調べてみましょう。
その審査基準に沿った記載をしてくださいね。
ただ、先進的取り組み、独創的な取り組みと言っても難しいモノがありますよね。
そこで、詰まった人は、是非、是非、ビリーブ行政書士事務所にご相談くださいね(笑)
と、言うのは冗談で、取り組みについてはその事業の意義やその地域にとってとか考えるといいかもしれませんね。
例えば、財務要件がある場合でもしっかりしているから補助・助成する場合と経済的に厳しいところだから補助・助成する場合があるので一概にこれとは言えません。財務がしっかりしているなら自分で買ってくださいとの方針のところもあります。
(5)想いで書かない
これは、良くあることだと思いますが、全国から想いをもって介護事業・障害福祉サービス事業、あるいはボランティア活動を行なっていると思います。
自分が一生懸命なのでそれで伝わると思っている人がいると思いますが、きちんと説明しないと伝わりません。
一生懸命やりすぎると自分が一番と思う傾向があると思いますが、案外、同じことをやっている人はいますよ。
ただ、あんまり淡々と書きすぎるのは私は好きじゃないですね。
想いもきちんと書きましょう(どっちやと言う感じでしょうけど・・・。)
そうですね、想いは、さらっと書きましょう(笑)。重過ぎないように・・・。
(6)わかりやすく書く
申請や応募は全国から来ます。たまたまや新人が担当している人もいれば、何年も専門性を持って担当している人もいます。
なので、たまたまや新人の担当者にもわかるような記載が必要だと思います。
あと、送迎車が欲しい場合とか、淡々と必要だからと言っても担当者や審査員は「そうなんですね・・・。」となると思います。
「必要なのはわかりますが・・・。」みたいに。
そこで、必要なのは、やっぱり顔が見えると言うか、その送迎車があればどんなに助かるかの効果やできること、必要性・緊急性などが記載できるといいですね。
例えば、送迎車両でももう一台あると山奥の重度の方を待たせずに事業所に送迎できますよとか。何度もピストン輸送をしているので、行事・イベントで遠いところにみんなそろって行けないが、もう1台あることでみんなそろって遠くにお出かけができるので行事・イベントの幅が広がるとかの記載があるといいと思います。
(7)重複しない
これは募集要項などにも書いてありますが、他に申請している場合は、申請できないか、優先順位が低くなることがあります。
そのため申請する先をしっかり選びましょう。
あと、書かないとわからないと思われる方、特に財団系などは結構、情報交換しているのでバレますよ。(バレないこともあるでしょうけど)
それにしても採択先についてインターネット上で公開されることが多いので、その後わかったときは・・・。
ご注意くださいね。
(8)とりあえず出す
さっきと言っていることが違うだろうと怒られそうですが(笑)
とりあえず出しましょう。
出さないと絶対採択されません。
しかし、事業の熟度か少し足りなくても基準を満たせば、補助・助成の予算が余ってもしかしたらもらえることがありますね。
あと応募や申請が少なくて・・・。
実際、そんなことあります。ごくたまに・・・。
事務局や担当者から連絡があって「ここをこう変えてください」、「とりあえず出してみませんか?」みたいにありますね。
これでも書けない、採択されないとの事業者さんおられましたら、是非、ビリーブ行政書士事務所にご相談ください。
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、鹿児島県、宮崎県、その他山口県の事業者、事業所の方どしどご相談ください。