福岡の行政書士ビリーブ

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考察編(10月の視察ドライブ⑤)

2014年11月14日

 何だかんだで5回シリーズになってしまいましたね。


 なぜ、こういう情報収集をしようと思っているかなんですけど・・・・。

 一つ目は、私の場合、障害福祉サービス事業の就労系の事業所を立ち上げる支援をするときには必要な情報だと思っています。

 就労継続支援A型にしても就労継続支援B型の事業にしても生産活動が必要になります。

 少なくとも工賃・給料を払う上で、さらには地域とのつながりを作る中で、物産館や直売所は重要な販売拠点になります。

 そこで、どういうモノが売れていて、大手メーカーが参入しなくて、小ロット生産に向いているものといえばやっぱり物産館や直売所にあるモノがとても参考になると思います。

 2つ目は、農業法人などの支援もゆくゆくはしていきたいですし、農業法人の法人設立や生産設備に関する融資・補助金の取得など経営支援もしていければと思っています。それに、農地転用などの許認可も行政書士の業務範囲ですしね。さらには、事業承継・相続などもできるようです。そこまで行くと私の得意分野から離れるような機もしますが、行政書士の業務の範囲みたいです。そんなときに、今のトレンドを抑える必要があるので情報収集します。

 3つ目は、やっぱり美味しいですね(笑)。

 ・・・・。ってお金的にじゃ無くて、ドライブで思ったんですけど、空気も美味しいし、食べ物も美味しいし・・・。いいことばかりです。(ダイエットしろとも言われますけど・・・(笑))

 で、今回行ったところの考察ですね。

 「道の駅むなかた」は、平日の朝にもかかわらず、お客さんも多くいいですね。それに、JAが米粉のパン工房を作っていました。

 「ぶどう樹」は、ゆかいな果樹園でのバイキングを楽しみにいったんですけどなくなっていました。それは、農家バイキング・レストランと銘打ちモノがショッピング・モールにもあるし、福岡市内にもあります。そこでの集客が難しくなっているからじゃないかと思いました。岡垣町の「ぶどうの樹」は、福岡市内からも北九州市内からも1時間程度のドライブして来てもらうというビジネスモデルだったんでしょうけど、いろんな場所に同じ形態のところが出来ると営業も大変だろうなと思いました。

 そこで、ブライダルにシフトしていて、そのほとんどが結婚式場に変わっていました。確かに、森の中での結婚式場で葡萄の木の下では魅力があります。

 しかし、超有名な「ぶどうの樹」でも農家バイキング・レストランとしてやっていくのは難しいことを暗示しているんじゃないかと思いました。

 ただ、行くたびごとに新たな建物が立っていて花も綺麗に飾られて、道もきれいに掃除されていたのはさすがだと思いました。

 今後、農家バイキング・レストランとして開業するところは新たな付加価値を提供しないといけないでしょうね。それか、少し切り口を考えるとか・・・。

 農家の皆さん、ご相談お待ちしています。経験豊富な専門家と一緒に考えます。(笑)

 常に時代は変化してトレンドが変わっているということを実感した視察ドライブでした。