6月に入り、平成26年度の高齢者福祉施設の整備事業者の募集期間の半分ぐらいになりましたね。
今回は、介護事業のお話です。
事前協議の締め切りが8月29日になっていますから事前協議までの準備活動をしっかり行なう必要がありますよね。
福岡市では、いわゆる特別養護老人ホーム(広域型・地域密着型)やその他の地域密着型サービス事業の定期巡回・小規模多機能・グループホーム・複合型サービスの介護事業の事業者を募集していますね。
詳しくは、福岡市のホームページまでお願いします。
福岡市(行政)が募集していると言うことは、その介護事業を整備したいと思っています。
そのため介護保険事業計画に乗っているでしょうし、施設整備などの補助金の予算措置などもされていると思います。(補助金が無いこともあるかもしれませんが・・・。)
ただ、いうなれば応募しないとその事業は出来ないし、採択されると出来ます。
また、行政が募集をかけることですからいろいろな条件をクリアしなければなりません。
事業を行なう土地が必要ですし、建物の整備計画、地元への説明、有資格職員を集めたり、各種法令の規制をクリアしたりなど、やることがいっぱいあります。
その上で、審査項目を満たし、点数を重ね、審査委員が納得する事業計画(理念・方針・研修など)の策定が必要です。
逆に言うと、それができると、それらの介護事業が行なえます。
指定申請を出すだけの介護事業は、すぐに出来ますが、
すぐに出来ると言うことは、誰でもすぐに参入できると言うことです。
一方、行政が募集し、応募者が事業計画を磨き上げ理念をしっかり持ち、手間隙、地元の理解など得た事業は誰でも簡単に参入できません。
だから価値が高いのです。
そのような価値の高い事業を行なえるように願っていますし、弊所では、そのようなお手伝いができればと思っています。