先日の10月31日に社会保障審議会障害者部会(第58回)が開かれましたね。
これは、来年の障害福祉サービス事業の報酬改定に向けた重要なデーターが示されてもいます。
さて、介護事業の事業所の収入や売上同様、あまりデーターがないので毎回聞かれる話ですが、ここで少しお示ししたいと思います。
しかし、これは、マクロなデーターの平均値ですので、事業規模、業歴、地域などでもおおきな差があることを了解してみていただければと思います。
それでは、いってみましょ~。
①居宅介護の場合、収入は、805万円です。支出は、732万円です。収支率は、9.4%になります。平均延べ利用者数は、1,676人です。
②短期入所(ショートステイ)の場合、収入は、1,067万円です。支出は、974万円です。収支率は、8.7%です。平均定員は、5.1人です。
③生活介護の場合、収入は、7,092万円です。支出は、6,140万円です。収支率は、13.4%です。平均定員は、28.0人です。
④共同生活援助(グループホーム)の場合、収入は、1,500万円です。支出は、1,454万円です。収支率は、3.2%です。平均定員は、12.5人です。
⑤生活訓練の場合、収入は、1,878万円です。支出は、1,697万円です。収支率は、9.6%です。平均定員は、11.4人です。
⑥就労移行支援の場合、収入は、2,348万円です。支出は、1,954万円です。収支率は、16.8%です。平均定員は、12.2人です。
⑦就労継続支援A型の場合、収入は、3,560万円です。支出は、3,224万円です。収支率は、9.4%です。平均定員は、20.1人です。
⑧就労継続支援B型の場合、収入は、3,653万円です。支出は、3,308万円です。収支率は、10.1%です。平均定員は、23.1人です。
⑨計画相談の場合、収入は、365万円です。支出は、356万円です。収支率は、2.4%です。
⑩児童発達支援の場合、収入は、2,826万円です。支出は、2,693万円です。収支率は、4.7%です。平均定員は、16.1人です。
⑪放課後等デイサービスの場合、収入は、2,443万円です。支出は、2,088万円です。収支率は、14.5%です。平均定員は、11.4人です。
あくまでも全国調査の平均的な数字ですので目安と思ってください。
実際に事業を行なう場合には、条件がいろいろと出てくると思います。
そのため、障害福祉サービス事業所を開設・開業しようとする場合、1つ1つオーダーメイドでの事業計画や収支計画などの作成が必要です。
ビリーブ行政書士事務所では事業計画や収支計画の作成・支援を行ないます。
ご相談・ご依頼お待ちしています(笑)